【コスモクリアの作業】サッシの傾き調整
カテゴリー:コスモクリアの作業長年にかけてサッシ枠等も歪みが生じて、サッシの窓が、若干、傾いたような状態になる場合があります。
開閉はできるものの、クレセント錠の施錠が難しくなることがあります。
クレセント錠位置は、若干、調整できますので、多少の施錠難であれば、その調整で解消できる場合もありますが、今回は、クレセント錠位置の調整ぐらいでは解消できない場合の調整をご紹介します。
実際、クレセント錠の先が、わずかに受けにかけられるぐらいにしかできない状態だったサッシです。
まず、掃き出し口の窓の傾きを調整してみます。
サッシの製造年代やメーカーによって、調整の仕方はいろいろありますが、これは、30年近く前のサッシです。
見えにくいのですが、写真中央下部に、+の留めネジがあります。屋内側です。これを緩めて外します。
屋外側です。よく見ると、△の刻印がある丸いカバーのような部品があります。
下記写真が、これを外して、カバーの内側のほうを映した写真です。これに最初に外したプラスネジが繋がり、このプラスネジがサッシ下部の戸車の心棒になっているわけです。ですから、外した後、サッシは動かさないでください。戸車の心棒の穴がずれてしまいます。
よく見てください。心棒が入る穴は、丸カバ-の中心にはなく、わざとずらした位置にあります。このずれの分だけ高さを変えることができるのです。三角の刻印が横向きの場合は普通、上向きの場合は、戸車心棒の位置が少し高くなり、下向きの場合は少し低くないます。これがサッシ両側にありますので、向かって右側の丸カバーの刻印を上向きに差し込み直し、左側の丸カバーの刻印を下向きに差し込み直して、最大限右上がりに傾けました。
更に、クレセント錠の受けです。
留めネジを外すと、とれます。穴が2セットありますが、今までは向かって左側の穴2つで留めていました。右側の穴2つで留め直して、それまでよりも左側に引き出したように設置しました。サッシの傾きを変えることで、クレセント錠の受けへの軌道も、少し変わります。今までの受け位置では、受けれなくなったのを、少しスライドさせることで、受けれるようにしたのです。実際、これらの調整で、ほぼ通常のクレセント錠の施錠ができるようになりました。
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