香川県金毘羅参道編に引き続いて、金丸座編です。

最後に、参道からも近い金丸座をご紹介します。

日本最古の芝居小屋です。９：００～１７：００の大人５００円で、舞台裏等見れます。

説明、案内もありますので、ぜひ、説明を聞きながら見てください。コスモクリアお勧めの観光スポットです。今でも４月には、’四国こんぴら歌舞伎大芝居’が公演されています。

まずは、入口が３つあり、昔は、身分等で入り口が違っていました。入口両脇には、履物を預かる所がありますが、庶民が利用しただけということです。お金持ちは、履物を持つ者を連れていたそうです。

２階席から見た全体です。マス席と舞台や花道が滅茶苦茶近いです。マス席は、全体的に後ろが高くなるように、角度がついています。

上部には、各演者の提灯がかかり、出演者が分かるようになっています。天井はブドウ棚と呼ばれ、網目の隙間からは、舞台に合わせて花吹雪等が落ちてきます。

花道です。金丸座には、舞台下との行き来ができる仕掛けとして、空井戸とスッポンがあります。花道途中にあるのがスッポンで、花道床が抜ける場所があり、役者を乗せて、人力で上げ下げをします。大変ですね。

舞台下では、これまた人力で、舞台を回せる仕掛けになっています。舞台裏側には、各楽屋があります。現在は未使用のお風呂もあります。

舞台装置の一つで、花道上部に’かけすじ’があります。役者を空中に吊って、移動させることができます。

ガイドさんの説明を聞きながら見学されることを、お勧めします。４月の公演も見てみたいものです。