石鎚登山 天狗岳と戻り編
カテゴリー:コスモクリアの旅石鎚登山成就社~弥山編に引き続き、天狗岳と戻り編です。
チビ君のおかげで、天狗岳に行くことになるわけですが、その前に昼食です。
山頂山荘の食堂で、おでん・ご飯セットをいただきました。コップ1杯のお茶付きです。お腹が減っていたので、一番お腹にたまりそうなメニューにしました。ごく普通ですが、この山頂で食事を提供してもらえるだけでも、ありがたいです。食堂にもアブが結構いるのですが、これはまあ、仕方ないですね。
昼食が終わり、いよいよ天狗岳です。まずは、弥山山頂から、鎖で少し降りてからスタートです。尖った尾根の辺りを、登り進んでいきます。遠目から見ると尖っていますが、登山道はあるのだろうと思っておりましたが、本当に獣道程度の頼りない道と、所々は特段の道はない岩場を登り進むことになるのです。この日は、尾根を境に、半分は真っ白(視界ゼロ)、半分は晴れといいますか曇りの状態でした。
山頂には”天狗岳1982m”のプレートが置いてあります。来た人は、このプレートを持って記念写真を撮ってから帰ります。数人が立てるだけの狭いスペースですので、撮影順番待ちをして、入れ替わりで記念撮影をしてから戻ります。コスモクリアが行ったときは、2組の撮影を待ってから、チビ君の記念撮影をして戻りました。
高所恐怖症のコスモクリアは、天狗岳では、いよいよ周りの景色を見る余裕がなくなりました。たいした撮影もできませんでしたが、山頂近くの岩場から撮った写真です。もう崖です。クラクラします。実際、結構危なくて、本当に自己責任で登るという感じです。獣道のような所も、少しえぐれている部分がありまして、そこはもう片足幅もないぐらいになっていました。実際、チビ君は気付かずに、そこで一瞬足を滑らせて、ズルッときました。そのまま落ちていたら、崖を転げ落ちていくという状態でした。本当に落ちなくて良かった。もっとコスモクリアが気を付けてやらないといけませんでした。
天狗岳を登って撮影して弥山に戻ってきたのは1時間後でした。弥山・天狗岳の鎖場の上り下りと、天狗岳山頂の記念撮影では、ある程度の待ちがあります。弥山を12:45に出発したので、13:45に戻ってきました。
それにしても平気な方は本当に平気です。天狗岳の尖った尾根の岩場の上をヒョイヒョイ早歩きで行く人もいれば、崖の下を覗き込んで、写真撮影をする人や、とにかく、コスモクリアからすれば、信じられない行為です。1m程、ロッククライミングのようにして崖をよじ登るだけでも、冷や汗ものでした。
13:45に弥山を下山開始しました。もと来た道を戻ります。帰りは鎖は使わず、全て迂回路で歩きました。帰りの下りが、足にキツイんですよね。成就社には16:00に戻ってきました。この帰り道は、チビ君もくじけそうになりながらも、完歩しました。天狗岳も行っているので、初登山の割には、チビ君頑張ったと思います。
成就社売店のかき氷300円をいただきました。3分の1ぐらい食べた後です。普通のかき氷ですが、もちろん、とっても美味しかったです。
またリフトとロープウェイを乗り継いで、駐車場に戻ってきたのは、17:00でした。着替え等をして、車で松山市内に帰ってきたのは19:00になりました。
今回は、とにかく、やらないであろうことをやりました。体力的なことや高所恐怖症を考えると、コスモクリアは鎖場やら天狗岳には行っていませんが、怖いもの知らずのチビ君に付き合って実体験しました。少なくとも、1回はやってみておいて良かったと思いました。