白浜編に続きまして、熊野古道編です。

いくつかのハイキングコースがありますが、発心門王子～熊野本宮大社コースにしました。コスモクリアは、カジュアルな革靴、かつ短くて薄手の靴下で行きましたが、必ず、登山靴かスニーカー、厚手の靴下にしてください。足の裏が非常に痛くなりました。

熊野詣として参詣する大社は３つ、熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社です。各道中の熊野古道には、既存の在地の諸社を修験者が王子認定をして、熊野詣の途中で儀礼を行う場所としました。現在では王子跡であり、当時の諸社が残っているわけではありません。基本的に熊野古道道中にお店であったり、特段の構築物が残っていたりするものではありません。当時の旅の様子や、自然風景を楽しむハイキングだと思ってください。今回は、熊野本宮大社（以下、本宮大社とします。）のみを参詣したことになります。

 

まずは車で、白浜町のホテルから本宮大社へと向かいました。近くの世界遺産熊野本宮館の駐車場等に停めます。ホテルから１時間３０分程かかりました。発心門王子の方には駐車場がありません。

龍神バスの熊野本宮線の本宮大社前からバスに乗ります。１０：１０発、１０：２５発心門王子着に乗りました。本宮大社前始発だったので座れました。運賃は４７０円です。お釣りのいらないように用意しておきましょう。

ほとんどの方が、発心門王子～熊野本宮大社コースを歩く客です。本宮大社辺りに駐車して、バスで発心門王子に移動して、熊野古道を歩いて本宮大社に戻って来るというパターンです。

時刻表ではバスの乗車時間は１５分ですが、このときでは２５分近くかかったと思います。バスを降りた後、発心門王子跡に行くには、本宮大社と反対方向へ約５分歩きます。小さな鳥居と小さな社殿があります。本宮大社の神域の入口とされています。またバス到着位置まで戻り、本宮大社を目指すことになりますので、熊野古道を単純に歩くのが目的であれば、バス降車後、すぐに本宮大社に向かってもいいかと思います。

時々、若干の民家がある舗装された道もあります。

山の中では、背の高い樹木に囲まれている感じです。こういったフラットな道は楽ですが、アップダウンもありますし、足場の悪い所ありますので、最低限でもスニーカーにしてください。

視界が開けて、綺麗な山並みが見えたりします。民家があると、大抵茶畑もあります。

お茶摘みがされていた所もありました。

この茶畑がある所には、このコース唯一の休憩所がありました。簡単ではありますがベンチ・テーブルがあり、コーヒー等が飲めます。

熊野古道からの本宮大社到着口になります。

熊野の神の使いの八咫烏デザインの郵便ポストが設置されています。

神門です。この奥に本殿があります。

参拝箇所が、第１～４殿まで４箇所あり、祀ってある神様が違います。向かって左から第１・２・３・４殿ですが、参拝順は、第３・２・１・４殿です。

本来の正面参道入口の一の鳥居です。

一の鳥居の近くの「茶房 珍重庵 本宮店」さんで昼食をいただきました。

もうでそばとめはり寿司のセット１，１００円です。そばの白い物は大根のつまです。そばとつまを一緒に食べます。あっさりとして食感が面白いですね。めはり寿司は初めていただきましたが、美味しかったです。

もうで餅と水もうで餅と抹茶のセット５５０円です。もうで餅はお土産に買いましたが、賞味期限が３日間しかありません。

本宮大社の近くに、産田社と大斎原があります。田んぼの中を進んで行きます。産田社は大斎原に行く途中にあります。新しいチャレンジをする際に参拝すると、ご利益があるそうです。

大斎原は、本宮大社が本来あった場所です。この大鳥居は、２０００年に建てられました。中央に八咫烏を飾り、高さ３３．９ｍあります。

昔の水害で被害を免れた建物が、今の本宮大社に移築されました。本宮大社跡地になります。

更に奥は、河原になっています。

ちょっと一休みで、本宮大社の近場ではありますが、車で移動して「ｃｈｏｕｘ」さんでスイーツにしました。

駐車４台分ありますが、店舗とは少し離れています。

シュークリーム、梅酢チーズケーキ、レモンと梅ジュース（正式名ではないかもしれません。）です。特にシュークリームとジュースが美味しかったです。後で気付きましたが、ＴＶ番組ボンビーガールで開業までを取り上げられて放送されたお店です。それは置いといて、全体的に美味しかったです。

 

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